2023年第2四半期決算および上半期決算

03/08/2023

パリ、2023年8月3日

2023年第2四半期決算 
基礎収益は2022年第2四半期比で5.4%減の65億ユーロ (1)
基礎経費率は65.8%(1)(単一破綻処理基金への拠出を除く。)
2023年第2四半期のリスク費用は12ベーシスポイントと低水準、デフォルトは限定的であり、正常債権に対する引当金の水準は2023年6月末時点で37億ユーロ
グループ基礎当期純利益は12億ユーロ(1)(報告ベースでは9億ユーロ)
基礎収益性(ROTE)は7.6%(1)(報告ベースでは5.6%)

2023年上半期決算
グループ基礎当期純利益は27億ユーロ(1)(報告ベースでは18億ユーロ)
基礎収益率(ROTE)は9.1%(1)(報告ベースでは5.6%)

バランスシートおよび流動性プロファイル
2023年6月末時点の普通株式等Tier 1比率は13.1%(2)と、規制要件を約330ベーシスポイント上回った
2023年第2四半期末時点の流動性カバレッジ比率は152%、流動性準備金は2,840億ユーロであった

自社株買い計画
2022年自社株買い計画を開始(約4億4,000万ドル)

達成された主要なマイルストーン
フランス国内のリテールバンキングネットワーク統合:ITマイグレーションを完了
ブルソラマ:2023年7月初旬に顧客数が500万人を突破、2023年第2四半期の純利益は4,700万ユーロ
ALDによるリースプラン買収:2023年5月22日に完了
国際リテールバンキング事業:コンゴ、赤道ギニア、モーリタニアおよびチャドの子会社売却に合意、チュニジア子会社の戦略的見直しに着手

当グループの最高経営責任者であるスラヴォミール・クルパは次のように述べています。
「2023年第2四半期は、ほとんどの事業の営業活動が好調でした。フランス国内の純金利差益が減少し、市場関連事業が数年間極めて好調であった後に緩やかな正常化を背景として減収となったことから、グループ全体でみると減収となりました。一方、インフレ傾向の持続にもかかわらず、営業費用は抑制されていました。リスク費用は、新規組成するローンおよび既存ローンポートフォリオの質の高さを反映し、極めて低水準にとどまっています。当グループのバランスシートは堅固であり、普通株式等Tier 1比率は13.1%と、流動性プロファイルも堅調です。さらに、ALDによるリースプラン買収の完了をはじめ、進行中の戦略的事業計画の執行を推進しました。新経営陣は、本年5月24日の就任以来、業務を遂行しており、当グループの戦略の新たな段階の準備に取り組んでいます。9月18日にロンドンで開催されるキャピタル・マーケッツ・デイで、新たな戦略および財務計画が発表される予定です。」

(1) 基礎データ(会計データから基礎データへの移行については、財務情報の基準となる事項の第5項を参照のこと。)
(2) IFRS第9号の段階的導入による影響を含み、全面適用の比率は13.0%である。
本文書において注記号*は、連結範囲の変更および為替レートの変動による影響を除いた数値を示す。
注:本文書に記載されている2022年度の数値は、保険事業に関するIFRS第17号および第9号に準拠して修正再表示されている。


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