2021年第3四半期決算(日本語抄訳)
パリ、2021年11月4日
2021年第3四半期決算:優れた業績、グループ基礎当期純利益は14億ユーロ(1)(16億ユーロ、報告ベース)
収益は2020年第3四半期比14.9%増(15.0%増*)、全事業部門の成長、特に金融サービス事業とファイナンス&アドバイザリー事業の非常に堅固な業務力、グローバルマーケッツ事業の大変好調な業績、リテールバンキング事業の持続的な成長がけん引
基礎営業総利益:2020年第3四半期比32.8%増(1)の24億ユーロ(1)、伸び率で収益が経費を大幅に上回る
2021年第3四半期のリスク費用は大幅な引当金の戻し入れがなく、15ベーシス ポイントと引き続き低水準
2021年第3四半期の利益率(ROTE):10.9%(1)(基礎ベース)、12.7%(報告ベース)
2021年1~9月期:グループ基礎当期純利益は40億ユーロ(1)(2020年1~9月期の5倍)
基礎営業総利益:2020年1~9月比61%増の66億ユーロ (1)、増益と規律ある経費管理の継続がけん引
リスク費用:16ベーシス ポイント
2021年1~9月期の利益率(ROTE):10.4%(1) (基礎ベース)、10.0%(報告ベース)
強固な資本状況
分配準備金控除後で自社株買いによる影響を含む、2021年9月末時点の普通株式等Tier 1比率は13.4%(2)と強固で、規制要件を約440ベーシス ポイント上回る
2021年1~9月期の内部資本形成:61ベーシス ポイント
魅力的な株主利益率:
- 11月4日に約4億7,000万ユーロの自社株買いを開始し、2021年末までに完了する予定
- 2021年1~9月期の1株当たり分配準備金(配当金と自社株買い双方の資金)は2.03ユーロと、グループ基礎当期純利益の50%の配当性向と合致(3)
戦略的プロジェクトの成果
新たなフランス国内リテールバンキング事業の詳細な計画案(完全合併プロジェクトは予定通り進展)
グローバルバンキング&インベスターソリューションズ部門での非常に満足度の高い戦略の実施
差別化された資産の構築(ブルソラマ、ALD、KB)
当グループの最高経営責任者であるフレデリック・ウデアは次のように述べています:
「ソシエテ・ジェネラル・グループは、全事業部門において優れた業績と財務実績をあげ、経費率を改善して、素晴らしい四半期を終えることができました。引当金に関するきわめて慎重な方針の継続や低いリスク費用など、質の高いローンポートフォリオの維持が引き続き奏功しています。各事業部門のたゆまぬ努力により、これまでに発表した様々な戦略的プロジェクト、特にソシエテ・ジェネラルとクレディ デュ ノールのネットワークの統合による、新たなフランス国内リテールバンキング部門の設立は設定したすべての目標に沿って進展しています。また当グループは、強力かつ革新的で急成長している事業や、企業の社会的責任における主導的立場を活かした、2022-2025年の新戦略プランの準備を進めています。」
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(1) 基礎データ(会計データから基礎データへの移行については、英文資料の10. APPENDIX 2: METHODOLOGYの第5項を参照)
(2) 段階的適用の比率、全面適用の比率は13.2%
(3) 超劣後債と永久劣後債に係る利息の控除後
本書の脚注*はグループ編成の変更および為替レートの変動による影響の修正再表示後の数値を示す
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